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 ■酒肴料ってなに?■

お酒やお肴の現物を持参し、その酒肴を共に食し、
「これから親戚としてのお付き合いをよろしく」という意味合いがあります。
昔は、こんな風にしていました。
(今でも現物でされる地域も多くあります)
婿方が祝いの席へ酒肴の現物を持参し、
嫁方が料理をしておもてなしをしました。


家喜鯛
 
現在では、
酒肴料金封
酒肴の現物がお金(酒肴料)に変わってきました。
酒肴料は、現在では嫁方の祝膳に対するお礼の意味とも解釈されています。


●酒料●
 樽酒の代わりに「酒料」としてお金を贈ります。
地域により 「清酒料」、「家内喜多留」、「太留料」 などの呼び名があります。
※お酒は現物とお金を重複して御用意される場合もございます。

●肴料●
 現物の肴の代わりに 「肴料」としてお金を贈ります。
地域により 「松魚料」、「栄名料」、「松魚」、「御鯛料」 「家慶鯛」などの呼び名があります。

●酒肴料●

 酒料・肴料を合わせてひとつにする場合に使用します。
(結納の品数を奇数に揃えるためなどによく使用されます。)

 酒肴料金封の表書き
西日本方面では、酒料には「家内喜多留料」、肴料には「松魚料」の表書きで2つに分ける形が多いようです。
地域により呼び名は色々とございます。
関東より東の地域は、「家内喜多留」として一つの場合が多いです。
中袋の書き方
金封の中包みに「金○万円也」とお書きします。 
酒肴料としてひとつにしてお包みされる場合
金封の表書きは「酒肴料」としてお書きし、中包みに「金○万円也」とお書きします。

酒肴料の相場
基本的には、結納金の1割ですが、合わせて3万円~8万円くらいが多いようです。

     
酒料 互縁也
(5円玉)
1万円 2万円 3万円
肴料 互縁也
(5円玉)
1万円 1万円 2万円

       
酒料 5万円 5万円 10万円  
肴料 3万円 5万円 10万円  

 ★…一般に多い組み合わせ 。
結納金だけ! (酒肴料を包む予定のない方)
  お金・酒・肴ともお渡しされない場合
金封の中包みに「互縁也」としてお書きし、
五円玉を中に入れると良いでしょう。(御縁があるようにという意味)

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