こだわりの伝統漆芸 越前溜塗


冨田立山先生(左)と板崎店長(右)。 

 越前溜塗の結納箱は福井県にある沈金職人・
 冨田立山先生の工房で作られています。


 冨田立山先生のお宅の玄関には、いきなりこん
 な大作が……。
 


冨田 立山(本名 冨田 信夫)

沈金職人・日展作家

沈金とは、塗面に鋭利なノミで模様を彫り、その凹部に漆を刷り込み、金箔や金粉などを入れて絵を表す、塗面を削ることで生まれる技法のことです。

立山先生は、この道に入り40余年の熟練沈金職人です。
普段は、注文の品に図柄や紋を一つ一つ丁寧に心を込めて彫っています。
時には、工芸美術展などに出される作品制作に没頭されることもあり、日展での入選も多数あります。

冨田 立山先生の略歴
昭和22年 河和田に生まれる
昭和45年  日展作家真保由斉氏に師事
昭和56年  福井県総合美術展(県教委賞受賞)
昭和57年  福井県総合美術展(知事賞受賞)
昭和58年  福井県芸術祭文協新人賞受賞
福井県総合美術展無鑑査
福井県総合美術展実行委員
第15回日展入選
昭和61年  日本現代工芸美術展(現代工芸賞受賞)
第18回日展入選
昭和62年  福井県総合美術展審査委員
第19回日展入選
昭和63年  福井県総合美術展審査委員
第20回日展入選
平成元年  第21回日展入選 県総合美術展理事
平成 2年  第22回日展入選 福井県文化協議会理事
平成 3年  日本現代工芸美術展(会員記念賞受賞)
第23回日展入選
平成 4年  福井県総合美術展審査委員
平成 5年  第25回日展入選
平成 6年  第26回日展入選
平成 7年  第34回日本現代工芸美術展審査委員
第27回日展入選
平成 8年  第28回日展入選
平成 9年  第29回日展入選
平成10年  第30回日展入選
平成11年  第37回日本現代工芸美術展審査委員
第31回日展入選
平成12年  第32回日展入選
平成13年  第33回日展入選
平成14年  第34回日展入選
平成15年  第35回日展入選